【俺がオナニーを覚えて以来、既に3年が過ぎていた。
毎日ズリネタのことばかり考え、エロ本を買い求めに
隣町まで行ったり、パソコンでエロ動画を落としては、
部屋で一人、シコシコと手淫にふけっていた。
ところが、ある日突然、俺はインポになってしまった。
原因など全くわからない。何故だ?
俺は一生分の精液を全てこの3年で使い切って
しまったのだろうか?
俺はみずからの行為に恐怖した。
俺のチンポは全く反応しなくなり、膠着状態に入った。
そして、2週間あまりが過ぎた。】
「ねえ、姉貴。ちょっと相談があるんだけど。」
居間でくつろいでいた姉に、俺は唐突に話しかける。
「何よ、相談って?」
「お、俺さ、インポになっちまったんだ・・・。」
一瞬姉の目が点になり、場の空気が凍ってしまう。
それもそうだ。
姉にこんな相談する方がどうかしてる。
「な、何言ってんの?気は確かなの?○○・・・。
そんなこと、アタシにどうしろって言うのよ!」
「2週間前から、全然勃起しなくなっちゃって・・・。
エッチな本とか、エロ動画見ても全く反応しなく
なっちゃったんだ。
こんなこと、相談できるの姉貴しか居ないんだ。
頼む、姉貴。何とかしてくれよ。」
「バカ言ってんじゃないわよ!」
「やっぱ無理?」
「・・・・・・・。
どうして、急にそうなっちゃったのよ。
理由とかあるの?」
「わからないんだよ。俺だってわからないんだよ。」
「もうっ!
○○、いつまでもお姉ちゃんに甘えないでよ。
そんなこと、女の子のアタシに相談されたって、
わかるわけないでしょ。」
「そうだよね。ごめんなさい。
俺、もうちょっと、様子見てみる。」
俺は、姉への相談をあきらめ、トボトボと自分の
部屋へ戻ろうとする。
その時、姉が俺に声をかけた。
「ねえ、○○。
しようがないから、ちょっと見てあげるわ。」
「えっ、本当に!」
「かわいい弟からの相談を無下に断るのも
どうかと思ってね。
さ、じゃ、ここに座って。」
姉が座っていたソファーの隣に腰掛ける俺。
姉は立ち上がり、ビデオデッキの奥から
何やら1本のビデオを取り出した。
「ちょっと、これ見てみる?
パパが隠してた裏ビデオ・・・。
けっこうハードな内容よ。」
再生された映像は確かに、すごいものだった。
「ほら、すごいでしょ、ボカシ一切なしなんだから。」
食い入るようにビデオに見入る俺と姉。
が、俺のチンポは全く反応してこない。
姉の視線が俺の股間に突き刺さる。
「どう?少しは感じた?」
「うーん。サッパリ気配が無いんだけど。」
「ふぅっ、そう。これ位の刺激じゃ、駄目だっていうのね。
困ったわね。どうしようかしら?」
姉はしばらく思案していたが、意を決したかの様に、
俺の方を向くと、こう言った。
「しょーがないわね。
ほらっ、ちょっと手貸しなさいよ。」
姉は俺の手を取ると、それを姉の乳房に押し当てた。